農業×SDGs 学び実行し伝えていくこと
みなさん、こんにちは☺
広報担当のカンノです!
今日は話題の『SDGs』についてお話したいと思います。
農業に従事する者として、これをスルーしてはいけないとは思っていましたが、
インプット後アウトプットするのが少し苦手で。。。
私の脳内CPUはセレロン以下_(._.)_笑
さて、本題です!
皆さん、そもそも『SDGs』ってご存じですか?
TVでもニュースでも新聞でも、よく耳にしますよね!
SDGsとは、
2015年国際連合サミットで採択された内容で、
2030年までに世界の人々が達成しなければならない
17の目標のことなんです。
ターゲットは世界196の国の人々。
もちろん日本も入ってますよ~!
ちなみにSDGsは「持続可能な開発目標」の略らしいです。
で、17項目も何をするの?というと…
1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を
4.質の高い教育をみんなに
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8.働きがいも経済成長も
9.産業の技術革新と基盤をつくろう
10.人や国の不平等をなくそう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任、つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう
なるほど...
今、全世界が直面している課題や問題を.みんなで協力して解決していこうよ!ってことなんですね!
なんかとんでもなく難しそうじゃありませんか_(._.)_
と思ったわけですが、
ふと立ち寄った本屋に売っていた、
子ども向けSDGsの本を読んだらびっくり仰天!!
地元で生産された農作物などを食べることでSDGsに貢献できるらしいんです。
地元で生産されたものを地元で消費する。
地産地消することで、
地球温暖化の原因とされる、
飛行機や船、自動車などの燃料に含まれる温室効果ガスを出さずにすみます。
また国内近場であれば輸送時間が短く農作物は新鮮さを保つことができ、
販売時間も長くできるので食品ロスの削減にもつながりますよね。
また私たち生産する側としては、
旬には旬の農作物を作る!ということ。
農家にとっては当たり前のことですが、これもSDGsに深く関わってきます。
旬の農作物はガスや電気等の燃料を使う温室等が必要ない場合が多いため、
エネルギー削減しながら環境に優しい、
栄養満点の美味しい旬の農作物を作ることができます。
『SDGs』という言葉が一人歩きして自分にはできないと負担に感じてしまう方も多いと思いますが、
日本は経済と産業が発展した先進国ですので、
実は知らず知らずのうちに環境に配慮した行動が出来ていたり、
学校や社会で学んで身についていたりするのです。
そんな日本に住んでいる私たちだからこそ、
さらに気を付けなければならないこともあるんじゃないでしょうか。
日本では年間2,550万トンの食品廃棄物が出ています。
1人当たり毎日お茶碗1杯分を捨て続けた計算です。
とんでもない数ですね…
食品ロス大国と呼ばれてしまうほどです。
地球上には世界中の人が食べられるだけの十分な食料があるにも関わらず、
9人に1人が飢餓に苦しんでいます。
日本国内だけで食料を調達できない場合、
海外から沢山の食べ物を輸入することで途上国の人々が飢え、
栄養不良になってしまっていることを忘れてはいけません。
今後世界を引っ張っていく今の子どもたちが、
将来理想の世界で暮らしていけるよう、
今大人の私たちがさまざまな問題について考え、話し合い、取り組み、そして伝える。
ひとつひとつが大切なんですよね。
従来里山ガーデンファームでは、
農を通して生活困窮家庭への食糧支援やひとり親応援、
安定した労働環境の促進、有機的に栽培した旬野菜や果物、加工品の販売、
スタディファームでの農業体験などを行ってまいりましたが、
今後2030年までの9年間で、さらにSDGsの目標をクリアしていけるよう取り組みを強化して参ります!
引き続き応援よろしくお願いいたします。
ちなみに、子ども向けSDGsの本は立ち読みせず買いましたよ!笑
子どもより私が熟読しています…笑
興味がある方はぜひ!
2022-12-20 13:43